使いやすい設計で優れた性能を発揮するダイヤモンド・ドリル
標準セットECD200 
◆コンクリート穿孔機コアドリルシリーズは、鉄筋コンクリートや無筋の硬質構造物にコアー状の孔を穿孔する機械です。
開孔作業はダイヤモンド刃先で被削物を研削しながら穿孔するため、騒音も少なく埃も出ない環境にやさしいコンクリート穿孔機です。
トータルバランス設計で開発された優れた開孔能力を持つECD200型ダイヤモンド・ドリルは、電気・水道・ガス・電話・冷暖房等の配管設備工事をはじめ、上下水道・ダム・トンネル・橋梁現場での穿孔作業、コンクリート・アスファルト・レンガ・石材等のあらゆる硬質構造物に適しています。
 又、ケミカルアンカーの下穴やテストピース採取など幅広い用途で使用できます。 
◆感電防止に二重絶縁構造を採用 
ダイヤモンド・ドリルシリーズは、感電事故防止の為、二重絶縁構造のモータを使用しています。 
また、モータケースは軽量のプラスチックモータを採用し、さらにアーマチュアと巻き線コアー間には、
樹脂絶縁を施している為、安全に使用する事が出来ます。  
◆モータの保護にサーキットブレーカを採用 
穿孔作業での過負荷によるモータ焼損を未然に防止する為、サーキットブレーカ内蔵のスイッチを採用しました。サーキットブレーカは過負荷感知が早く、
モータ焼損の防止に機能を発揮します。
◆歯車の保護にクラッチ機能を内蔵 
穿孔中の異常衝撃やビットが鉄筋などに噛みこんでしまい、ビットが急停止して歯車が破損してしまう場合がある為、破損を防止するトルク・リミッタークラッチを採用しました。ビットに急激に負荷がかかった時、モータの急停止を避ける構造になっています。 モータの回転を摩擦クラッチで瞬間的に
遮断しビットが急停止してもモータは、急停止せずゆっくり回転する為、歯車にかかる衝撃を和らげます  
◆スムーズな昇降作業にローラークランプ方式を採用ローラクランプ方式を採用しケースのスライドがスムーズになり、ガタつきも軽減し、精度の高い安定した穴あけ作業ができるようになりました。  
◆無給油でも軸受け・歯車の耐久性を保持 ギヤケース内は、液体状のグリースを使用し密閉している為、安定した潤滑が維持できるグリースパック方式を採用しました。
 長期間グリース補給が不要、ギヤーの耐久性を保持し、内部のギヤーを満遍なく潤滑します。 
◆角度切り機構で便利な現場作業を実現標準ベースのポール固定用の穴は90°〜60°の間で自在に角度調整できる取り付け穴が施されています。
 被削物に対して90°の直角切りから60°の角度切りまで穿孔が可能なため現場での勾配穿孔に便利です。  
◆穿孔深さ設定用の目盛りラベルを装備  ポールアッセンのラックギヤ部に穿孔深さの目安となる目盛りラベルを装備しています。
ビットの位置が切り込み深さ0mmの時の上下動するクランプケース端面の目盛を基準点にして、
切り込み設定深さ(mm)までの距離を目盛りラベルを見ながら穿孔することが出来ます。  
| 型式 | ECD200標準セット | 
| 電圧(V) | 100V | 
| 電流(A) | 20A | 
| 周波数(Hz) | 50/60 | 
| 変速 | 無 | 
| 回転数(min-1) | 680min-1 | 
| 適用開孔(mm) | 110〜204mm(4in)〜(8in) | 
| 全高(ストローク)(mm) | 815(475)mm | 
| ビットネジ | Aロット | 
| 質量(kg) | 19.8kg | 
◆セット内容◆
ECD200 モータクランプアッセン 
ECD-PL581A ポールアッセン  
ECD-BS8 ベースアッセン